こはろぐ(仮)

いい加減新しい名前にしよう

ニューワールドの果ては

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9年前、「恐竜SFドラマ」と銘打って放送された「プライミーバル」というドラマを覚えている人は今ではどれくらいいるんでしょうか。個人的には凄い好きでワンセグで録画して登校途中エンドレスで流してたり、着メロがOPのメインテーマだったりと凄い楽しんでたんですが、NHKだと3章で打ち切りになってしまった悲しいドラマです。(この文章書くにあたってググったらHuluとDドラマで日本語字幕版で4章と5章でてるみたいです。神か。)

とまあ日本ではそんな扱いの中、ジュラシックワールドに便乗して名前を変更されてまで売り出された「プライミーバルニューワールド」改め「ジュラシック・ニューワールド」を借りてきました。(これ日本で売り出してストーリー楽しめる人絶対少数だよ・・・)

以下感想です。ネタバレ多いので

 

まずは登場人物紹介・・・と行きたいのですがこのドラマそこそこメンバー入れ替わるというかキャラ多いので画像検索で出てきたキャラだけにします

左から

『トビー』 亀裂探査装置開発者・ハッカー・基本的に情報処理専門で現場には出てこない・・・はずだったんですが、「亀裂を見てみたい」という理由がきっかけで現場に出て以来なんやかんや現場に来てます。あと百合っ娘です。7話は本当に良かった・・・

エヴァン・クロス』本作の主人公。電子工学系の会社を経営する社長でもありチームのリーダーでもある。6年前に亀裂から出てきたアルバートサウルスに妻を殺されて以来亀裂を追い続けている。

『ディラン』元捕食動物対策班。この面子で唯一動物の知識を持ってる人。本編一章がいかにまともな面子かわかるね(白目)

『マック』

エヴァンの助手。イギリスで貧困に喘いでる時に社長に拾われた。基本的に現場で色々やってる。本家のスティーブン枠。

 

ここからは画像に載ってないけどそこそこ重要面子

『リース中尉』

政府の人間。磁気プロジェクトという名目で閑職に置かれていたが今回の件で軌道に乗った・・・らしい。もみ消しや発生した亀裂の見張りなど雑用を引き受ける。エヴァンには信用されておらず強引に介入する事が多い。

『アンジュ・フィンチ』

社長の秘書・・・というよりも経営はほぼ彼女によってなされている。エヴァンを支えていたが色々あって中尉の側につく

 

『コナー・テンプル』

本家からの唯一の登場人物。1話と13話にのみ登場。時系列的には5章の後らしい。1話では亀裂調査を行おうとしているエヴァンに手を引くように警告を送り、13話では亀裂を向こうの世界でエヴァンと一時共闘する。特にこれと言って大きな出番はない。

4,5章見てないので何が起こったのかわからないけど落ち着いてる感じが凄い。1~3章の明るい?感じはあんまり見られない。一方で部下のために躊躇なく亀裂に飛び込んだり、部下に「あなたが亀裂の向こうに帰ることが最優先です」って言われたり成長しているんだなぁと。

 

ストーリーの大まかな流れ

 

2006年

エヴァンが亀裂の異常を発見。妻と共に工場に侵入。そこで亀裂から出てきたアルバートサウルスに妻が捕食される。絶対絶命の所をARCの人間に助けられる。ARCの人間は死亡、死にぎわに自分の体を亀裂の向こうに放り投げるように指示するが亀裂が閉じてしまったため、冷凍保存する。

 

~1話

ARCの人間が持っていた亀裂探知機の技術を利用し会社を興す。

 

1話

亀裂を発見、コナーに警告を受ける。

アンジュがリース中尉にコンタクトをとり、バックアップを受ける。

 

~11話

冷凍されていたARCの人間がマックであることが判明、助けられた後エヴァンはイギリスに渡りマックを探しだして自分のところで面倒を見ていたとの事。

リース中尉(正確にいうとリーズの上司の大佐)率いる磁気プロジェクトが恐竜や古生物を捕獲して生体実験を行っていたことが発覚、過去に干渉してより良い未来を作るため・・・らしい。リースとしては「エヴァンがチームを導けば正しい世界を選択できる」らしく大筋では大佐の意志に同意するもエヴァンを守ろうとする。

なんやかんやで良い雰囲気になってキスまでしたフィンチがエヴァンの所を去り、リースに合流

 

12.13話

軍によって亀裂探査装置を奪わかけたため、身を隠すメンバー。そんな中新たな亀裂が発生し、対処に向かうがトビーがサソリに刺されてしまう。血清を探すために亀裂を超えた先は亀裂が無数に存在する時空の交差点だった。サソリがいた時代を探すために近くの亀裂に入るとそこは06年のエヴァンの妻が死ぬ直前の世界であり、エヴァンは過去を変えるべきか葛藤するが、最終的に過去を改変しないことを決意する。しかし、06年を再現するためにはマックが犠牲にならなくてはいけない・・・マックはエヴァンの静止を振り切って亀裂へと入っていった。無関係なマックを俺が引き込んだ・・・そう後悔するエヴァンの元に亀裂からアルバートサウルスが現れる。とっさに銃を撃ちアルバートサウルスを殺した瞬間、亀裂が一斉に消え始める。変えてしまった・・・そう呟いたエヴァンはもといた亀裂へと走り・・・

で終了です。ここまでやっておいて打ち切りは無いだろ・・・

 

・感想

恐竜がたくさん出てきたのは良かった。本家はなんちゃって古生物が多かった気がするからなぁ。言うほどCGも悪く無かったような気がします。一部微妙な所もあるけど。

時間ものとしては過去を改変できるにも関わらず改変しないっていうのは個人的に新しいと思ったのでそこはポイント高いのでは。一方で話が長い!13話かけてどうでもいいようなストーリーも入ってたあげく何も解決してないというのが・・・「過去改変をしてより良い未来を」って目的で藻の培養とかするけど何故かパキとかラプトルとか捕まえて切り刻んでるし・・・そもそも過去に藻とかばらまいたら尋常じゃない過去改変おきるでしょ・・・とか大佐死んだけどプロジェクトは??とか結局過去改変は止めれたの??とか何一つすっきりしてないまま終わったのがなぁ・・・これ過去改変止めるの主軸にして登場人物の余計ないざこざ無くしたら絶対8話ぐらいでまとまったよ・・・

結果ととして4,5章がhuluで見れるって知れたのが今回の一番の収穫かも(真顔)